新しいゲーム機が出た時には
Nintendo Cubeならではの
前例のない使い方を考えます。
PROFILE
- キャリア入社
- プログラマー
北海道出身で、東京のゲーム会社からUターン転職。入社後はゲーム制作とシステム開発を並行して担っていたが、1年前に自ら手を挙げ、システム開発の専任担当へ。ゲーム機の新機能をゲームに落とし込む研究などで技術面の牽引役であり、プライベートではフルマラソンの完走歴を持つスポーツマンでもある。
Nintendo Cubeに入社を決めたポイントは?
いつかは北海道に戻って、ものづくりに専念したいと思っていました。札幌で任天堂のタイトルがつくれるNintendo Cubeは、環境も仕事の内容も希望にドンピシャ。ゲームのつくり手として任天堂は特別な位置づけですし、そのタイトルを手掛けられるのはプログラマーとして嬉しいことです。
入社してみて、良かったことは?
楽しいことですね。同じことの繰り返しのようで、そうじゃない。自分も成長できるし、つくるものにも常に何かしらの進化があります。仲間のアイデアに日々刺激されていますし、任天堂と技術的なやりとりもあるので高い技術力に刺激を受けます。Nintendo Cubeに入らなければ関われなかっただろうなと思います。
どんな仕事をしている?
ゲーム制作を効率よく行うための「道具」のようなプログラムをつくっています。3DグラフィックスやVFXのライブラリだったり、モーションやサウンドを扱うためのシステムだったり。プログラマーが同じ処理を何度も書かなくていいように、共通で使う処理を予め用意しておくんです。ゲーム開発は土台になるシステムがないとできないので、ゲームづくりはシステムづくりから始まります。プランナーが具体的にゲームを考える前から、新しい表現を予測してシステムを用意し、それを使って大人数で様々なゲームを開発していく流れです。
Nintendo Switch™が出た時には、週1本のペースでゲームの試作をしながら、IRセンサーやHD振動といった新機能をゲームにどう落とし込めるか可能性を探りました。基礎研究みたいなものです。単純に「振動したね」というんじゃなくて、Nintendo Cubeならではの「前例のない使い方」というんですかね、ユニークなアプローチを探りました。
大事にしていることは?
誰でも、簡単に安全に使えるシステムを目指しています。ゲームはバグがあるとそこで止まってしまいかねない。だからシステムには、コードを間違えた時のエラー表示や、多少間違えても安全に動くような処置を施しています。今後は複雑で時間のかかる処理をシステムですべて吸収して、もっと少ない手数でゲームをつくれるようにしたいです。まだまだ効率化できるんじゃないかと思っています。
Nintendo Cubeはどんな会社?
良いものをつくろうとする意識を全員が持っていると思います。締切り間際、最後の最後まで、みんながもっと良くしたいと修正や改善を繰り返しています。
上下関係も強くなくて、全員がフラットに意見を言い合える雰囲気。仕事でも仕事以外でも仲が良いです。休日も、野球やテニスなどの活動やマラソンの練習などで集まっています。特別運動が得意というわけじゃなくても、みんながそういうことに興味を持って、気軽にプレイすることを楽しめるという、このゆるい感じが良いんですよね。
入社を志望する方へひとこと
Nintendo Cubeは、社員数100人余りのとても風通しが良い職場です。入社後、早い時期からゲーム開発にチャレンジさせてもらえる環境なので、自分の力を伸ばせると思います。経験者なら、新しいことにチャレンジしたい腕自慢を待っています(笑)。
※ Nintendo Switchは任天堂の商標です。
- 非常に面倒見が良く、
よく話を聞いてくれる。 - 仕事熱心!バグが出た時は
とことん対応してくれる。 - 昼休みに、フラッと
出かけていなくなる。 - 向上心が強い。厚い技術書を
よく個人で購入してる。